はじめて、未経験からインテリアコーディネーターとしてデビューをしたときの話
- 2023.02.20
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まだ私が初心者だったときの話。
初めてインテリアコーディネーターとして
仕事をした時のことを書いていきます
こちらを読んで、
誰もがはじめの一歩ってあるんだな
って参考と勇気にしていただければ☆
私は、その時まで、
リフォームと、インテリア商品の販売(照明とか家具とかカーテンの販売)
の仕事しかしてきませんでした。
インテリアにこだわりのあるお客様に対して
一から内装を決める仕事をしたい!
そう思っていて、その願いが叶い、初めてトータルでのインテリアコーディネートのデビューをした時の話です✨
未経験でも、プロとして打ち合わせする
インテリア事務所経由の仕事だったのですが、
私の師匠である、尊敬していた社長から
「初めて、って言わないで!
プロとして行ってきて」
と。
つまりはお客様を不安にさせるな、ってことです。
報酬をいただく以上は、プロであり
ビギナーとしての甘えは許されない。
そう思い、ドキドキしながら打ち合わせに臨みました。
設計の人、営業の人、そしてお客様。
打ち合わせのメンバーはそんな感じが多いものですが
なんせ初めての仕事だったので、
営業さんとは事前に挨拶はしていたものの、
全員とほぼ初対面・・・・・
かなりなアウェイ感です💦
そして初めての打ち合わせだったので、もう緊張でいっぱいでした。
お客様は、かなりインテリアにこだわりのある方だったのですが、
イメージがはっきりとした感じで、
見積、設計の段階で、
既に、お客様のお好みが反映されたものになっていました。
外壁は南欧風の塗り壁。
中も珪藻土、床はパイン材、建具もパイン材。
キッチンも木製。
と、ナチュラル・カントリーのテイストです
今まで、インテリアは大好きでしたが、
”カントリーテイスト”に関しては全くノータッチだったので
カントリースタイルに特徴的な、
「パイン材の節」を見て、
戸惑ったことを覚えています。
お好みがはっきりしていたので、
普段最初に決める、床材(フローリング)、建具(ドア)
は、既に決まっていて、それがパイン材でした。
そして。
一生懸命お客様のお好みを聞き、
こちらでもおすすめを調べたりと、たくさんサンプルを取って。
初心者のコツ
未経験だったり、初心者だったりすると
その場ですぐに、オススメが答えられなったりするものなのですよね。
それがベテランとの、引き出しの違いの差です。
その場合、どうするか。
まず、もちろんのことですが
打ち合わせ前に、事前調査は欠かせません。
そして
「伺ったことを元に、お好みに合いそうなものを、色々こちらでお探ししてみますね♫」
と持ち帰り、次回提案💡
という手法をよくとっていました。
初心者は、宿題にするのが手です。
・・・・・ただ、全部宿題にすると、不信感に繋がるので注意
持ち帰って、それは変だよ、とか
こうしたら、など、アドバイスをもらい、
打ち合わせを重ね、なんとか形にしていった感じです。
当時。
商品のことはもちろん、
インテリアコーディネーターの心構えなど、色々なことを
その師匠から学びました。
その時の経験が、今、インテリアコーディネーター育成コンサルとして活動する
大きな要因となっているのです。
若い、新米のインテリアコーディネーターにとって、
どんなに心強かったことか✨
で。
普段だと、インテリアコーディネーターとしての打ち合わせ回数は
少なくて4回くらい。
でもインテリアコーディネーターデビューをしたときのこのお客様とは、
本当に何回も打ち合わせをしました。
(数えきれません💦)
その一生懸命さがお客様に伝わったのか、いつも楽しく打ち合わせをしてくれました。
打ち合わせを繰り返すうちに、お客様ともよい関係を築くことができ、初心者にも関わらず、頼ってくれるように・・・・
インテリアのこと以外でも、意見を求められたり。
お客様は、最後まで私が初心者とは気が付かなかったままでした。
完成もお客様に喜んでいただき、
本当に嬉しかった✨
あまりに昔すぎて、すべてを覚えている訳ではないですが
私にとっては、やはり特別な一回です。
やはり、一生懸命って伝わるんです
初めての打ち合わせ、事前にもちろん予習して。
そして熱意。
なんとかなるものですよ
FIGHTです!!
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