インテリアコーディネーターの仕事。失敗談・・・パターン1

インテリアコーディネーターの仕事。失敗談・・・パターン1

インテリアが好き♡

から始まった私のインテリアコーディネーター職。

私は、

やりたいと思ったインテリアコーディネーターの仕事ができるまで、

結構遠回りもしてきたせいか

基本とても楽しく仕事ができています♩

でも、もちろん仕事なので…

楽しいことばかりではありません💦💦

そして

時には失敗があったりも、します😢

その中で、
はるか昔・・・

インテリアコーディネーターになったばかりの時におかした、

忘れられない失敗体験

を共有します!

状況は特殊ですが、
ある意味、

よくあるパターン、とも言えるので

これを読むと、

インテリアコーディネート業務を行う際の、注意点がわかりますひらめき電球

その失敗。

どんな失敗だったかと言うと。

予算関係

です。

家全般のインテリアに関わるインテリアコーディネーター。

なかでも
クロスや床材、キッチンなど、

「工事に関わる」ことに関する価格は

実は

インテリアコーディネーターは、把握ができないことが多いのです!

工事が絡むので、
金額に関しては、

「積算(せきさん)」
と言って、
工事の費用を計算することなのですが
その担当者が、工事費用の計算をするのですね。

(カーテンや照明、家具はインテリアコーディネーターが把握できたりします)

とはいえ、
インテリアコーディネーターも経験を積むうちに
価格自体はわからずも、

こうすると、コストがかかりそうだな・・・・

等、大体の価格感は分かるもの。

しかし、インテリアコーディネーターになりたての過去の私。

そんな新人に、価格のことなど、わかりません・・・

さて、それは、
私がインテリアコーディネーターになって、
数件目のお仕事でした。

とってもインテリアにこだわりのあるご夫婦で、
ホテルライクなインテリアがお好み。

・・・当時、ホテルライクなんて言葉はなかったですが笑

ご夫婦のお好きなホテルへ、私も視察へ行ったりもしていました✨

特にお好きだったのが

タイル!

タイルって、本当に素敵です✨

質感や表情の素晴らしさは、他のどの建材とも違う、独特の魅力があります✨

私もタイルが大好きなので、

「ここをこんなタイルにしたい」

と言われると、
色々なサンプルを取り寄せて、
お客様とかなり盛り上がった打ち合わせをしていました。

ご主人様が出世もされたとのことで
「タイルでも、予算は大丈夫!」
そう聞いていたし、

時にランチを御馳走になったりと、
関係はかなりよかったのです。

あちこちの箇所にタイルを選定して、
ICボードも作成して、

現場へ渡したのですが、

「お客様がお怒りです…」


その家を建てている会社の方から
困惑の連絡が。

聞けば、

あちこち選んだそのタイルのせいで

とても支払えない位、
金額が上がってしまったと言うのです・・・。

とっても楽しく選んだそのタイル、

予算の関係で

諦めなければいけなくなってしまったのです。

それは悲しいですよね・・・

そして、嫌な気持ちになりますよね・・・

なぜこのようなことになったのか。

それは、

都度、金額の確認をしなかったから。

それに尽きます。

タイルって高価になりがちです。

しかも、こだわり抜いたタイルを選んでいたので、

素敵な、だけどお高い商品を採用していたので

余計に高くなってしまったのです・・・・

せっかく選んだのに、

せっかく気に入ったのに、

諦めなければならなかった。

私は、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

でも結局、

お詫びする機会もないまま

そして、現場も、こっそり見に行くことしかできず

その案件は終了したのでした…。

お客様と打ち合わせを重ね、
細かい仕様を決めているうちに、

標準以外が本当に魅力的で・・・

どんどん、上がっていってしまう。

ということが多々あります。

ですが

誰にだって

予算

というものがあります。

インテリアコーディネーター、

インテリアの仕様や色を、ただただ決めるのでなく、

お客様の

”予算”

を気にすることも大切です。

私は、

このことがあってから、

金額にはかなり気を遣うようになりました。

ですが、あまり、高い、高い、と言ってしまうのは

お客様の

夢を壊すことになり、

いい気持ちはしません。

つまり、大切なのは、

どんなに予算がありそうなお客様の場合でも


都度、金額の確認をする。

ということ。

報連相

です。

もちろん、都度、同席していたり、

打ち合わせ内容を聞いてくれる営業の方などもいます。

むしろその方が多いとは思います・・

ですが、今回のように、

(私をベテランと思っていたこともあったのだと思いますが)

お任せ状態で、

忙しそうな方もいらっしゃいます。

でも、忙しそうだから、だとしても、

結局なにかあったら、余計に手間を取らせてしまうのです。

都度、報告を欠かさない。

仕事としては欠かせない事だなと

身をもって実感したのでした・・・

とても勉強になりましたが、

あまりあってほしくはない出来事ですよね。

インテリアコーディネート業務を行う際の

よかったら参考にしてくださいビックリマーク