”才能”に憧れたインテリアコーディネーターの話。デザインの才能と、好きなことを仕事にすること。
- 2023.02.10
- インテリアコーディネーターについて
インテリアコーディネーターとインテリアデザイナー!
こちらの記事に書いたように
日本では、ほぼ勤務先の違いによって
コーディネーターなのか、
デザイナーなのかが分かれます。
ですが
インテリアコーディネーターが
デザイナーとしてデザインを求められることも多々あり、
実際の業務内容としては区別はないと思っています。
個人的な話ですが、
そんななか
遥か昔に
一度だけ
インテリアコーディネーターの仕事を
辞めようかな・・・・
そう思った時がありました。
なぜかというと
「才能の限界」
を感じたことがあって。
・・・・というとオーバーですが(笑)
当時は真剣!
要は
自分にデザインの才能がない
そう思った時があったんです。
「センス」
は後天的なものですが
「才能」
は、先天的な、
生まれ持ったもの。
運動神経とか、
音感とか
そういった類の、
デザイン的な才能です。
一時、その”才能”
に悩まされたことがあったのです。
「インテリアコーディネーター」に
デザイン的な才能が
必要かどうか?
インテリアコーディネーターとして仕事を続けてきて
その結論。
必要ではない!
というより
なくても大丈夫!
そんな結論に達しています。
インテリアコーディネーターって、
新卒からこの仕事に就いている人ってほぼいなくて、
転職組が圧倒的に多い仕事です。
私も含めて
全くインテリアとは違う仕事をしていて
転職してインテリアコーディネーターになる。
っていう人が多い仕事なんですが
私の廻りには、過去2人、
美大卒の人がいました。
(もっといるのかもですが、聞いた限り)
私がコーディネーターとなるきっかけとなった
師匠
そして
IC仲間
その2人が
美大出身だったのですね✨
あ、あとコーディネーターではないけれど
ファブリックス会社にいた時の
デザイナーの方も美大卒だったな。
インテリアが好きなだけあって
私は
美大卒
という言葉に
✨圧倒的なオーラ✨
を感じてしまうのです。
・・・・・わかりますでしょうか💦
すごい!
かなわない!
そう思ってしまうのですね、
憧れも含め
そして、
当時
自分がデザインの提案をするとき
時に限界を感じてしまうことがあったのです。
で
美大卒じゃないし・・・って
まぁそこで
自分に対して
もやもやとした時期があったのです。
でも
”センス”
は必要だと
昔も今も、思っていて
ただ
昔は
そのセンス、と才能を
ごちゃまぜにしていたんです。
でもセンスを磨くのは
才能のように、元々持って生まれたものでなく。
ひたすら
いいものを見ること
いいものに触れること
で充分磨かれる。
のですよね。
そして
ある時。
ある物件で
打ち合わせをしていたとき。
本にあったデザインを
アレンジすることになり
ふと
これでいいんだな。
そう思ったのです
つまり
ゼロからデザインしなくても
アレンジすることが大切!!
物件は全て違うもの。
なので
絶対同じにはならない。
そして
充分すぎるほど
素敵な空間になる!
インテリアコーディネーターのゴールは
素晴らしい空間を作り上げて
多くの人から賞賛される
・・・・ことではなくて
お客様から満足していただく
喜んでいただくこと
そして
それが私も嬉しいこと。
そして
インテリアコーディネーターにとって
センスは才能と匹敵する!
そこに気付いたのでした。
・・・・ちなみに
なぜふとそんなことを思い出したかと言うと。
全くのプライベートなのですが、
うちの子どもが
「○○って才能ある?」
「何か○○だけの才能が欲しいの!」
などと言い始めたのですね😅
口に出しては言いませんが(笑)
私の子どもなので、特に
類まれな才能があるようにも見受けられず🤣
でも
あぁその
才能が欲しいって憧れる気持ち
わかるなあ。
と。
だけど
好きなこと
好きなことがあること
それは
ある意味才能より
大切なことだと思っています
才能があることは
素晴らしいことで
もちろん
今もその才能、に憧れはしますが
好きなことを仕事にする。
それは
人生を豊かにするうえで
それはとても大切なことだと思っています。
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